たそがれ怪文書♨

いたたまれない思いの丈を怪文書にしたためます。

仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインドを観た!

 

皆さん、お元気ですか。

またその入りですか。スマートブレインでは定型文は死です。

 

 

はい。

というわけでね、観てきました。

仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド。

数年前に復活のコアメダルというクソデカやらかしを見ているんでこの手の企画はかなり警戒しがちな今日この頃。

威嚇すると令和5年5月5日のイベント行ってるんで誰より早くこの企画を教えてもらったタイプのオタクなのですが、脚本井上敏樹じゃなかったら絶っ対行ってないのでやっぱり敏樹って偉大だわ。

さて、感想なのですが……め〜〜〜〜っちゃ(大崎甘奈)コメントに困る!!!

確かに555だった。555でありすぎた。だからこその違和感や齟齬が発生するという観測上類を見ない形でお送りされた今作。

それではその謎に迫っていこう(昔のオカルト番組)。

 

 

◯作風について

まず、持っている論理や精神性は間違いなく555である。

そこは安心してもいいと思う。

しかし、作風はどう考えてもドンブラザーズとBLACK SUN(とアマゾンズを少々)の影響がかなり濃く出ていると感じた。

要はライブ感に脳を支配されているため、細かいことがおざなりなのである。

 

いいじゃん。

確かに。

というわけでこれは納得することにした。555だしむしろそうあるべきだよ。

 

 

◯精神面について

キャラクターの精神性は2003年放送当時から全くと言っていいほど変わっていなかった。

井上敏樹という男は芯から芯まで555のことを忘れていないのだ。

そのことに驚愕しつつ、20年の時がそれを邪魔しているという事実が結構根深く俺を攻撃してきた。

思考がハタチそこそこの若者なのに見た目がおっさんなんだよこの映画!!!!!

特に乾巧!それと園田真理!あと鎧武!(突然訪れる1号ミーム

 

彼らの精神のそれは間違いなく555放送当時のそれだった。

巧なんかは強がりと痩せ我慢を体現した男のわけで、そいつが助けてくれと言うほどまでに追い込まれている。

彼が一時真理から離れた理由も、手から灰が落ちるのが止まらなくなって洗濯物を汚してしまう(≒夢を叶えられない)からという非常にセンチメンタルなもの。

もし当時の姿でそれをやっているのであれば♨はいたく感動したのだろうが、なにせ20年。巧役の半田健人氏は非常にナイスミドルな昭和の男になっていた。

そ、その姿であまり情けない姿は見たくない……(小声)

この映画は井上敏樹半田健人も全力である。だから罪はない。しっかりと555だ。だからこそ、この20年という重みは視覚的な面で作劇に大きな影響を与えたと思うなぁ。

 

 

◯物語について

パラロスと比べるとかなりミクロ。

いや一時間弱しか貰ってないんだから当然か。

ガキ・♨にとってパラロスのオルフェノクに支配された未来というのはあまりにも恐怖体験であり、結構トラウマモノの映画であった。

今作では逆にオルフェノクは狩られる側として扱われており、スマートブレインはオルフェノクを殲滅しようとしている。社長は北崎なのに。それについては理由があるので後ほど。

兎角、当時を受けた衝撃を超えるほどの綿密な設定作りではないと感じた。

 

真理はオルフェノクを庇護しながら啓太郎にクリーニング屋を任されて生活しているという設定。

この設定どっかで見たことありますね。そう、アマゾンズです。だから何?と言われちゃそうなんだが、一応既視感は報告しようと思って……。

はい。

555の続編を描いた作品は数あれど、恐らく一番555最終回からの地続きであると言える設定だと感じた。井上敏樹だぞ。当たり前か。

あと死んだはずの草加は普通にクリーニング屋にいる。生きてるだけで面白いのに何なんだよ。ふざけるな。

 

物語の内容を逐一書いていると小学生の読書感想文じみて来るので割愛しますが、途中で真理がオルフェノクになる。

この設定どっかで見たことありますね。そう、BLACK SUNです。だから何?と言われちゃそうなんだが、一応既視感は報告しようと思って……。

はい。

 

で、一発ヤッてスッキリしたあとスマートブレインが向こうから殺されにきてくれたので殲滅。

この間に草加と北崎は政府がオルフェノク殲滅用に作ったアンドロイドであることが判明する(???????)。

今作の新作ライダーは全てスマートフォンで変身するので多分OSはAndroidですね。やかましいわ。

 

最終的には巧と真理はささやかな幸せを手に入れて終了。

楽園を取り返した、というセリフのいらないタイトル回収は結構好み。

特に手のひらを見る乾巧という存在はここ20年で死を暗示する演出として定番になっていたので、それを生命線が伸びているというしょーーーもない理由に変えて蹴飛ばしてくれたのはやはり井上敏樹、信頼できる脚本家だと感じた。

 

 

◯演出面について

ここ555ポイントめ~~~っちゃ(大崎甘奈)高い。

おもちゃを売るなんてこと微塵も考えてないその姿勢、当時の555そのものだ。

具体的にはネクスファイズなんて2回しか登場しないし誰も倒さずに終わる。ネクストカイザとかやられるために生まれてきたような使い方だし。

でもいいんだよ。それが巧だから……!(ここでパラロスに繋がる)

 

555といえば変身者の交代。もちろん今作にもあった。

正直、初期変身者の殺し方に関しては物凄い雑だったというか適当加減が今作でも群を抜いていたが、北崎の変身が大変カッコよかったのでヨシとします。

 

あと、あのパーティ空間に引き込んでからアクセルするやつ何?

555放送当時から、アクセルフォームの演出はかなり試行錯誤の連続だった。

十回に満たない登場のうち、おそらく同じ演出はない。

たまに音だけアクセルなのに普通に走るときも見受けられたが、カッコよく撮ろうという意識だけは共通していた。

が、今作のアクセル、あれは何?

ていうかラー油ってなんだよ。

ていうかラーメン屋が作劇に関係あったか?

意味ないものを楽しむのもライブ感か。そうかも。じゃあ納得ということで。

 

最終決戦はネクスファイズを捨てて旧型ファイズに変身し、Justiφ'sとΦマークの確殺印をバックに決めポーズ。

この旧型を最後に持ってくるプロットをトップガンマーヴェリック形式と呼ぶのですが(そうなの?)、最近これを見る機会がやたらと多いので若干食傷気味。

熱いのはわかるんだけども俺が555に求めてるのってこういう熱さなんだったっけ、わからなくなっちゃった。

少なくともパラロスほどのカタルシスはなかったので個人的にはちょっとズレてるかな……といった印象。

 

 

◯その他雑感

・ミューズの人が変身恥ずかしがるのは何ですかねあれ。普通に冷めるのでやめてね。

・ミューズの人が巧に寄り添うシーンはかなり昭和テイストを感じてここは20年分の役者の変化が活きたところだと感じた。

草加スマイルは時を経て健在、むしろうるささが増している。

・アンドロイド草加が真理を殴る時心底辛そうにしてるのは役者の妙だと感じた。やっぱ敏樹の愛人やってるだけあるね。

・きりもみ回転落下園田真理.gifはあまりにもチープすぎて少し笑ってしまった。

オルフェノクえっちはまぁ、何も言わないことにします。

・北崎役の藤田玲は当時14歳だったので今は35歳。演技力が留まるところを知らないで進化しているのちょっと恐怖ですね。

・海堂ってあんなにうるさかったっけ?なんかドライブ感じちゃった(発作)

・なんで啓太郎いないんだろうと思ってたけど役者さん引退してたんですね。でも甥役がいい感じに啓太郎の雰囲気を出していたのである程度埋められた感はある。けど出て欲しかったなぁ。

・クソデカマヨネーズを買ってくる乾巧物凄いしっくり来る。あいつはそういう男だ。

 

 

◯総論

劇場で見たときはラストバトルにノれなかったのも含めてイマイチだったなぁ……という感想だったのだが、だんだんと555濃度が高いなこれとジワジワくるものがある不思議な映画だった。

あまりこういう体験がないので新鮮な気持ちになっています。

30になっても新たな経験を与えてくれる脚本家、井上敏樹。偉大な男である。

SEED FREEDOMのようにふざけに徹したわけではないが、堅実で小さな幸せを与えてくれる良い映画だったと思う。

当時のファンは見ても損はないんじゃないかなぁ。

 

 

それではまた怪文書キメたくなったらやってきます。

おわり。

 

劇場版機動戦士ガンダムSEED FREEDOMを観た!

皆さん、お元気ですか。

またその入りか。ナチュラルのような下等生物はこれだから滅ぼさなければならないのだ(とりあえず人種差別するC.E.世界仕草)

 

ということでSEEDシリーズ新作を観てきました。

結論から言うと、とても楽しかった。

SEEDシリーズの拾える内容は全て拾って還元しよう、そういう気概のある作品でした。

2024年のこのご時世に差別も核も戦争もエンターテイメントとしてのみ消費しようとするその勇気、買わせていただきました。

というわけでつらつらと感想を垂れ流していきます。

当然ネタバレ有りで書きますのでまだ見てない人はUターンして劇場へどうぞ(ビービービーピー)(出撃するときのSEのあれ)

 

問題の今作

 

 

 

SEEDシリーズへの思い出

筆者はバリバリのSEED世代なので、初めて触ったガンダムがこれでした。

SEEDが初心者向けみたいな話がよく出るけどこんなゴア描写、差別、核、女関連と汚い話題を汚いままにして次々と出すガンダムもそうないので初心者向けではないとは思いますけどね。

はい。

というわけで初心者として入るには厳しい作品のおかげで、ガンダム筋が鍛えられ今では立派な富野由悠季信者というわけです。

富野由悠季信者ならアナザーガンダムは違うんじゃないの?と思ったかもしれませんが、この辺はツイッテイア(ギリシャ神話に登場するSNS)で死ぬほどガンダムについて語っているので割愛します。

ガンダム筋を鍛えていただいた作品ということで、大恩ある作品ではあるのですが、その後好きなガンダム作品が増えて行ったのもあって、少しずつ埃を被っていった、そういう経緯があります。

放送当時はPS2が天下を取っていた時代であり、ゲーム方面でもかなりプレイしていた記憶があります。今となっては動物園になっている連ザとか、はい。

あと初ガンプラはソードインパルスでした。なんでフォースじゃねぇんだよとか思うけど多分ソードの方がカッコいいからじゃないすか?(適当)

ちなみにDestinyは不出来な続編という烙印が押されていますが、初めてメディアに触れた頃の作品なのでそんなに酷いとは思っていませんでした。

でも今思えば2周しようとは思わない作品かなぁ。

というわけでこういうSEED遍歴をまず語ることで威嚇していこうと思います。

よしなに。

 

 

本作のストーリーについて

特筆すべきは舞台装置から脱却したキラ・ヤマト

キラというキャラクターは感情に蓋をして生きがちで、特にDestinyではそれが顕著であり、展開に流されていて個というものを持たない存在でした。

それ故にやたらめったら強いけど大した思想を持っていない鎧武中盤の葛葉紘汰みたいなキャラクターなんだよね(伝わらない例えは人を不幸にします)

一応主人公(Destinyでは主人公ではないのですが)なので、ラスボスと相対して向こうからガンガン思想をぶつけられたりするけども、こちらから提供できる思想はないので回答のないまま◯しちゃったりする。とんでもねぇ蛮族だな。

 

ただ今作では、その思想に対して答えを持たず倒してしまったことに真剣に悩んでおり、それを反芻しては悩み続ける年相応の青年になっており、強すぎるが故の万能感にすら苛まれるガチ鬱病ヤマト隊長を見ることができた。

ていうかヤマト隊長って呼ばれ方あまりにも慣れがない。最初誰だっけ……?ってなるくらいSEEDに対する信心がなかった。ゆるして。

戦いの上での不殺主義が高じて、味方に対しても君たちが弱いから自分が戦わなきゃいけないと吐露するキラは今まで愚痴すら言えなかったことを鑑みて大変感動してしまったりした。

 

さて、そんなキラはこの作品の戦いを通して、愛による融和こそに最終的な決着があると認識し答えを得た。

これを浅薄と見るかは人それぞれだが、喜ばしいことは20年来自身の思想を持っていなかったキラにそれが生まれたことだと個人的には思う。

確かにクルーゼやデュランダルのミクロ・マクロ的視点に比べれば彼の思想はあまりにも幼い。けれど、20歳そこそこの青年が初めて手に入れた感情なのだから、否定するほどの冷血さを筆者は持ち合わせていなかった。

 

とはいえ、直面している問題は解決したが、コズミック・イラの世界の混迷さは更に増すことは想像に難くない。

なにせ根本的な問題は今作で何一つ解決しておらず、むしろ新興国ラッシュの中でその国の一つを潰すまでやったのだから、あの世界の治安から考えて火種は燃え上がる一方だ。

というか相変わらずC.E.世界はあまりにも治安が悪い。道徳のドの字も存在しねぇぞ。

はい。

だが、それの解決編を描くというのも野暮な話だとも思う。

もはやキラとラクスに障害はないのだから、勝手に解決してくれという感じだ。俺は今作というぬるま湯に浸からせてもらうぞ!

 

 

本作の演出について

大人用お子様ランチ30人前!!!!へいお待ち!!!!!!!!

はい。

いやね、こう表現するほかないんですよ、マジで。

たまにツイッテイアに大盛り二郎系ラーメンの画像が流れてきたりするじゃないですか。だいたいアレです。

 

この映画2時間あるんですが最初の1時間は世界観の説明で忙しいのか、結構抑えめです。

その幕間としてとりあえずキラに浮気現場見せて曇らせたり、闇に堕ちてもらったり、浮気現場見せて曇らせたりしてました。

 

で、後半からドカ盛り気絶部になる。

具体的にはアスラン・ザラ(画面に映るだけで面白い男のことを指します)がズゴックに乗ってやってきてフリーダムをボコした機体と互角に戦うところからエンジンがいきなりかかって暖気なしでノンストップで襲ってきた。

ていうかズゴックを飛ばすな。海に入れお前は。

あまつさえ宇宙にまでズゴック持ってきてて昼飯の流儀の偽野原ひろしみたいな顔にさせられた(伝われ)

ザクで大気圏突入して成功する男なんだからズゴックで宇宙飛ぶのさもありなん。

兎にも角にも、アスランが助けにきてから話が大きく動き出す。

やっぱりお前は第二の主人公だよ。負けたわ。

 

で、こっからの展開について書いてたら10000字超えちゃうのでもう覚えてる限り塊で雑感書いちゃおw(小学生の読書感想文)

読まなくていいです。いや、この文章自体読まなくていいのはそうなんだけど参ったなぁ(コブラの画像)

 

 

ロートルとはいえアークエンジェル落ちるのやだ。アークエンジェルにもセーフティシャッター実装されてて面白かった。何なんだよそのシステムはよ。桑島法子キャラがまた死にムーブしててウケる。会議シーンで上席ばっか集まってるのに一言も発さないで存在感出してるノイマンが面白すぎ。キラのクソダサ私服出てきて笑っちゃった。それをアスランがボコボコにしてて更に笑っちゃった。ついでにアスラン殴りたいからシンも参戦してきたけど秒で返り討ちに遭っててもっと笑っちゃった。一通りボコったのでご褒美にストフリとデスティニーのプレゼント。DV彼氏か?このどさくさに紛れて核動力積んだデュエルとバスターがミーティア引っ提げて出撃。こいつら本当に美味しいところ持って行かせたら世界一だな。今作基本的に旧来のキャラクターで回すんだけどクソバカ早口でなんか頭良さそうなこと言ってくるルルーシュみたいな声した新キャラ面白すぎんだろ。ナメんな。レクイエムどうやって無力化するのかと思ったらアカツキで反射して無効化するとかいうバカの作戦だった。もうバカでいいよ。こっちも頭空っぽにするので。アルテミス要塞とかいう外伝にも出てくる便利要塞、いい加減廃棄なさいな。4年経ってるんだからミラージュコロイド対策してねぇのはもはや愚。アスランが乗るストフリって時点でかなり大盛りランチなのに今作のアスランは最高にチョケてるので煽り全一してから帰るアホムーブ。そんでラクス奪還したら総力戦。聞き覚えのありすぎるBGMでお送りする最高のお子様ランチです。デスティニーの分身にも実体があってダメージ出しているが知らんよもう、好きにしてくれ。心読める敵への対抗手段が何も考えないこと、+100万シン・アスカポイント。もっと深くまで心に入ったら桑島法子の亡霊に襲われる演出、自分でも書いてて意味わからん。闇に堕ちろ!デュエルとバスターはクーデター(ZAFTお家芸)の処理。デュエル最後の攻撃がランサーダートなのもはやニコル生存成功だろ。ズゴックの中にマトリョーシカインフィニットジャスティス。作ってるとき楽しかったろうな。俺だったら楽しい。インジャの読心対策はカガリの裸体を考えること。今作のアスランにブレーキはない。もう好きなだけやってくれ。その裏でこれ見よがしにバックパックばかり破壊されるストフリバックパックデリバリーラクスで二人乗りストフリ誕生。そういう補助席みたいなのC.E.のMSにもあったんだ。宇宙世紀からもらってきたりしてない?なんか強そうな兵器の承認を偉い人に得るなら隣に座らせときゃいいよね^^という設計思想がヤバすぎる。日本のハンコ文化より意味がねぇよ。

 

 

とまぁ後半一時間を要約せずに書くとこうなるのですが、とにかく情報量が多い!👺

が、思い出せる程度にはちゃんと脳内に焼かれるので心配なし。恐ろしい麻薬だよこれ。ブーステッドマンになってきた。

とにかくこれまでのSEEDの全てをここで出し切ろうという気合に溢れていて、ストーリーは前述の通り根本的解決をしない結構アレな感じなんだけども、楽しさで塗り替えられたのでヨシとします。

なんというか、脳が焼き切れた大人は怖いよ。何するかわからん。

 

 

総論

ガンダムSEEDという作品を愛していた人たちに対するプレゼントのような作品でした。

元々頭を空っぽにして見た方が面白い作品でしたが、そっちの方向性にシフトしたのは英断という他ないと感じます。

SEEDシリーズを見たことある人は見て損ないと思います。

出来の良い時の春映画を味わうことができますよ(最悪の販促)

 

また面白い作品に出会ったら怪文書をしたためます。

そのときはよしなに。

 

おわり。

ミリとシャニのアニメを見た!

本当は前の日記に載せるつもりだったのですが思ったより怪文書濃度(人類の言語で文字数を指す)が高かったのでこちらに移しました♨

 

それでは早速。

みんなはアイドルマスターというコンテンツ群を知っているかな?

そうだね、限界集落だね。

限界集落で始まった突然の蠱毒。オタクはすぐ対立煽りをする。悪い癖ですね。

 

ほぼ同時期上映に同脚本家という大変攻めた内容でお送りする本作だが、個人的には良い傾向だと思ったし、実際面白かったのでリキのある脚本家に同時処理してもらうのは新しい試みだと感じた。

♨は典型的な嫌味・シャニPだったのだが、これを機に自身の浅薄さを自覚することになったし、誠実に生きるのは大切だと思いました。

 

というわけで書いていくが、ミリについてはかなりの浅瀬ちゃぷちゃぷなので主にシャニ(ゲシュマイディッヒパンツァーってカッコいいよね)について書くことになると思います。

果穂シコは違憲。日本国民なら知ってるね?

よしなに。

 

 

 

真乃かわいいね

 

アイドルマスター ミリオンライブ!

ミリは基本的にかなり内向きにしかコンテンツ供給を行わないため、正直アニメ化するという話を聞いたときは驚いた。

まだそういう情熱残してたんだぁと思いまして……(ド級の失礼)

開幕からこういう話をするんじゃないよ!やめやめ!

 

さて、内容としては従来のアニマスを踏襲しながら、ひとつひとつブラッシュアップをかけていく堅実な構成。

完全3D化への移行というフックがあったがむしろライブシーンが映えて評価ポイント。

放送枠はなんとニチアサ。本気度が高い👺!

一応キャラクターごとにチーム分けはされていたが、ほとんど個人個人の掘り下げを行う方向で終始しており、40人近いキャラがいながら全話見終わる頃には大体のキャラの名前が言える異常事態になっていた。

とはいえ優遇というか使いやすいキャラクターはやっぱりスポットが当たる機会が多いのは仕方ないかな。

一からスタートのシャニとは違って超偉大な先達と同居する世界線なのでそれが良くも悪くも作劇に影響を与えてくる。大体は良い方向だったのでこれは脚本家のパワーですかね。

 

基本的に1話からエンジンはかかりっぱなしだったのだが、個人的にブーストしたのは9話。

デビュー戦で765プロオールスターズのバックダンサーを務めることになった未来たち5人の回で、リハで自信を失いかけたチームを先輩の皆様方がカウンセリングすることになる。

これまでのアニマスだったらこういうのはプロデューサーの役割だったのだが、先輩という説得力の塊がいるので正しい使い方だと思った(何目線ですか?)

ちなみにPもPでバネPからカウンセリングを受けてたのがちょっと面白かった。ところでバネP意図的にえっちに描かれてない?気のせい?

ラストのライブシーンでREADY!!がかかったとき少し泣いちゃった(オタク)

先行上映第3幕見たオタクここからスタートしたのマジ?俺も混ぜてよ(陽キャ

豊洲では最後の最後までやってたらしいけど劇場で見たくなった頃には終わってた。なんなんだよクソが(斑鳩ルカ)

 

最終話はほとんどライブで構成される少年ハリウッド方式(これ言ってるの俺しかおらん)

既存曲をほとんど知らない浅瀬なんですけど多分刺さる人には刺さる曲たくさんありそう。ナメやがって(斑鳩ルカ)。俺も混ぜてよ(陽キャ)。

機材トラブルというありがちな舞台装置の上に観客が場を繋ぐという視聴者参加型にしたことで没入感を高める演出、よく考えたなぁと思いました。

私は継承の物語が大好きなので765オールスターズから渡されたバトンが未来たちの手に渡り、その熱量が観客に渡り、それをまた未来たちが返す。とても良いサイクルができていました。良い監督と脚本家に恵まれて幸せです。

 

総じて非常に丁寧かつ初学者にも優しく作られており、アニマスにありがちな悪しき伝統はほとんどありませんでした。

久々にアイドルアニメで熱くなることができた。

ありがとうアイドルマスターミリオンライブ。

 

その他雑感。

・OPクレジットを最初の方に全部消化してライブシーンだけ見せるやつすき。

・母親と同じ名前のアイドルがいるのマジ勘弁してほしい(知るか)

・監督も脚本もアイカツの人なので、実質アイカツなどと呼ばれているのですけど、アイマスペーはすぐに実質アイマスなどと言って他コンテンツを侵略してきた歴史があるのでその痛みは甘んじて受けるべきですよ(オタクすぐ仮想敵を攻撃する)

水着回あるんだぁと思ったけど今どきプリキュアでも存在するからさもありなん。ところでチュパカブラって結局なんなんすか?

・ちょうどこの作品放送中に異次元フェスがあったんですけどそれを鑑みるに今作の選曲は相当マジメですね。ウンバボ言わなくてよかった。

・自分馬場このみ行けます。行かしてください。

・ニチアサでなんだその乳は桜守歌織。ふざけるな、ふざけるなよ……。

・気がついたら桜守歌織の3万円のフィギュア予約してた。ふざけるな、ふざけるなよ……。

・ふざけるな、ふざけるなよ……。

 

アイドルマスター シャイニーカラーズ(1-8話)

さてシャニの方。

シャニはサービス開始からやっているのだが(アイマスペーは威嚇するとき自身の遍歴を話す習性があります)見覚えのありすぎる景色と読んだ気がするシナリオでお送りされていたため、安心感のあるスタートとなった。

とはいえ、ミリと違ってキャラクターの掘り下げというよりユニットごとのシナリオ消化に終始していた感があるので、初学者向けというより既存ファン向けの作品だと感じた。

こちらも完全3Dアニメでお送りされているが、グリグリ動くミリとは対照的に動きはかなり硬い印象。水の表現がヤバくてなんか飲み物がまずそうだった(小学生並の感想)

 

シナリオは元となるenza版のシナリオをベースにアレンジを加えて1ユニットにつき1話使ってお送りするといった形で、これゼミで習ったことある!とオタクはキモい笑いをしていた。

また、WINGは単体アイドルではなくユニットで出場するという合理的な変更をされており、ネタバレすると全ユニット敗退するのだが敗退シナリオを1話使って描くという手間のかかる丁寧さを発揮していた。

その後全ユニット合同の1stライブを開くという話の運びになったため、PiCNiC BASCKET!(アイドルマスターシャイニーカラーズenza版に存在するシナリオイベントのことを指します)をやって終わりかなぁという感じしてますね。

ストレイライトが好きだけど複雑な感情を持っているので(シンギュラリティ)アニメで見たいか見たくないかって言われると結構悩みどころです。

はい。

総じて非常に丁寧に描いているが、恐らく1話に必ず全ユニットを出すことを義務づけられており、ミリと違って制約の多い筆運びをさせられたんだろうなぁとオタク特有の汚い想像をするなどした。

 

この作品で面白いと感じたのはカメラワークと音響。

ライブシーンでは車や子供、観客などその場にいる存在と同じ目線でカメラを固定していた。

基本的に一つのカメラでキャラクターを映しており、ドキュメンタリーのような平坦さを印象を受ける。

そして種明かしとして中盤で283プロに密着したTV番組が放送されるため、恐らく意図してやっているものと理解した。

また、音響に関してはかなりこだわっており、特にライブシーンでは大雨の屋外では響かないように、屋外ステージでは音が広がるように、ライブハウスでは音が籠もるように作られており、5.1chで聴くことが前提の音作りをしていた。

同じ制作会社のシドニアの騎士でも音響のこだわりに関しては凄まじい執念を感じたので、ここがこの会社のウリなんじゃないっすかね(適当)。

 

なんというか全体的に深いところまで作品を理解している人が作っているというのは感じたのだが、それを伝える能力に欠けているという印象を今のところ受けている。

♨はもうシャニ6年生なので様々なところからネタを拾っていることに気づけてはいるが、初学者が見たら全然響かない作品になるのではないかと危惧している。というか、なるだろう。

最近シャニソンで大怪我したばかりなのでこれが衰退の最後のキーにならないことを祈るばかりです。

 

その他雑感

・やっぱり真乃スカウト辺りのプロデューサー不審者すぎませんかね?イケメンじゃないと許されんムーブですよこれ

・シャニPという存在はもはや神格化されつつあるのでお絵描きオタクが誰も今作PとシャニPを同一視してない現象面白いね。女性声優とキャラクターは同一視するくせに。

・enza版シャニが好調なスタートダッシュになったのは白瀬咲耶の存在が大きいと思っているのだけど、今作のスタートもアンティーカが切るのは当時を思い出して良かった。

・……わかるな?

・多分スタッフは樹里ちゃんが好き。表情が異様に豊かなので。

・レッスンが永遠にダンスのみなのビルドファイターズトライでヤスリがけしかしないガンプラビルダー思い出しちゃった。最悪の作品消化の仕方ですね。オタクは真似しないように。今シャニのプラモが絶賛発売中なのでみんな買ってね。みんな買ってるからクッソ品薄なんですけどね笑笑笑。笑い事ちゃうわ。

・一緒に行ったオタクが初学者だったんだけど「果穂シコってもしかして違憲?」って感想が出たのが一番面白かった。違憲だよ。

・プリンをたくさん食べるな天井努。

・カバンをバーのカウンターに置くなプロデューサー。

・7,8話くらいに出たまみみの座り方が可愛い(オタク)

・飲み物チョイスが必ずエナドリ100のまみみが可愛い(オタク)

・まみみが可愛い(オタク)

 

まとめ

個人的には双方共にかなり楽しめた。

特にミリに関しては本当に今まで興味がなかったのだがメチャメチャに心を掴まれてしまってフィギュアまで買っちゃうんだからチョロいオタクって感じで恥ずかしいねコレ(賢者のアビ)

対立厨みたいで嫌なんですけど、一応ニ作品見たので比較はすると、作品の出来としては圧倒的にミリ優勢だと感じています。

シャニの残りは1月上映なので追記はするけども、流石に相手が悪そう。

でもそんなことはどうでも良くて、大切なのは限界集落にも新しい風を吹かせようとスタッフたちは努力していることだと思います。

この作品群に一抹の未来を感じた、とても良いことです。

願わくばこの努力が実らんことを、コンテンツとして長続きしてほしいなぁと思います。特にenza版。お前が終わったら俺が困る(なんなんだよ)

ではオタクたち、また次の怪文書で会いましょうね。

 

おわり

 

追記(2024.1.7) アイドルマスター シャイニーカラーズ(9-12話)

シャニメ3章見てきたので追記するなどします。

結論から書くと、想定は超えてきた。

 

話の流れとしては新曲ツバサグラビティの歌詞を読み取りつつキャラクターのオリジンを作り出し、その後シャニ最初の曲であるSpread the Wings!!を作中のクライマックス曲として提供する内容。

歌詞の解釈を作品でやるってステルスインベーダーがファイヤーとか言ってるバカで無能でカスの作詞やってるユニットにはできませんね。

ストレイライト曲の作詞家の悪口は普段ツイッテイア(ギリシャ神話に登場するSNS)で散々やってるのでこのくらいにしてやる。

 

さて、原初の曲をラストに持ってくるという展開は当然オタク好みなわけだが、それより上手い構成だと感じたのはその内容を自然にenza版シナリオのいくつかを組み合わせて再構築していたということ。

具体的にはストーリー・ストーリー、銀曜日、PiCNiC BASCKET!辺りを骨子にしていた。

オタクに言ってもわからんと思うんですけど要はこれゼミで習ったことある!!をしていたということです(例えもオタク)

 

PiCNiC BASCKET!というカードを切ったということは皆様ご存知の通り新ユニットのお披露目があるわけですが(ご存知あるか)、今作でもストレイとノクチルの顔見せがあった。

つまり2期をやるつもりは満々ということである。

が、先の怪文書でも記載した通りこの作品はenza版アイドルマスターシャイニーカラーズを深く理解しているがそれを伝える能力に大変欠けており、その悪癖は3章まで治っていなかったので2期をやることはないでしょう。

少なくともこの作品で新規を獲得することは不可能です。断言します。残念である。

 

が、既存ファンとしてはそこそこ満足かなぁといったところです。

特にライブシーンは少年ハリウッド方式(また言っている)どころか2話またいでほぼ全編ライブで埋めるという攻め構成で行っており、着替え時間によって他のユニットが到着せずそわそわするなど大変シャニらしい文脈で対話してきて面白かった。

シャニはゲーム中で思い出アピールという必殺技を撃つことができるのだが、実際に思い出アピールを映像化するとこうなるのか~という体験が出来たのも良い。

 

あとは雑感。

・果穂シコは違憲

・髪下ろして着崩してる夏目Pえっちですね。よくないですよ。

・先立ってダンスレッスンしかやらないと言っていたが、ボーカルレッスンもしてた。ビジュアルレッスンはViのViの字も出なかった。多分sSSR足りてないんでしょうね(なんのこっちゃ)。夏目Pさん、無課金ですか?

・都合のいいときだけ生えてくる七草はづき面白すぎ。ゲームにも実装しろバカ。

・音響のこだわり方は相変わらず常軌を逸していた。炊飯器の中にいる米視点から聴く凛世の声とか意味わかんねぇよ。書いてる俺も意味わからん。

・灯織の「輝きをみんなに届けよう!」とかアンティーカ枕投げとか本来の人とは違う人がそれをやる構成を書くのが非常に上手い。多分初学者そんなことやってもわかんないよ。

エナドリ100以外も飲んでるまみみかわいいね(オタク)

・髪わっさわっさするまみみかわいいね(オタク)

・移動中常に寝てるまみみかわいいね(オタク)

 

総じてシャニメは個人的には良かったが、世間には受け入れられないだろうという作品だった。

シャニソンも普通にコケたことだし、シャニマスに未来はないが俺はこの泥舟と一緒に最後まで生きるよ(千翼)。

 

今度こそおわり。

オタクの秋、豊作の秋

皆さん、お元気ですか。

お前その入りしか出来ねぇのか(激詰めしてくるタイプの上司)

はい。

 

タイトル通りなんですけど、最近良作に出会う機会が増えていたのでご報告(女性声優)させていただこうという次第です。

普段はオタクの感情最終処分場として利用しているTwitter(Xは敵性言語ですよ)もこういう時ばかりは備忘録として役に立つ。

さあ行ってみよう(シン・エヴァンゲリオン

 

 

はじめに

今回は闇のゲーム方式でいくぞォ(伝わらないタイプのモノマネは周囲を不幸にします)

アニメ・ゲーム・漫画のジャンルでしか会話を広げられないのでこれを主として御報国します。

よしなに。

 

ひろがるスカイ!プリキュア

30歳独身男性の話題か?これが……。

はい。

2023年はプリキュア改造年と呼ぶべき年で、オトナプリキュアの放映や男プリキュアのみでの2.5次元舞台化発表、久々のオールスター作品など話題になることがいくらかあり、今作のプリキュアは初めての試みやギミックを入れた作品として鳴り物入りで登場した最初の弾である。

だがそういうのはノイズなので作品を楽しむのには全ッ然関係ない要素ですねぇ!

プリキュアには作品ごとにテーマが決まっており、今年は『ヒーロー』というテーマが与えられた。作品テーマを大々的に発表してそれと一年間向き合っていきます!という誠実さがおっさんになると胸に滲みますね。……なんすか?

ヒーローなんて話題は最早掘り尽くされた鉱脈なのだが、それでも誠実に大真面目に向き合う姿は少なくとも私の胸を打った。

この作品の強みとして、作品としての体幹が凄まじいことにあります。

『ヒーローは他人に認められて初めてヒーロー足り得る』という理論を40話以上全くブレずに保ち続けており、この信念の深さは称賛に値しますね。

あとキャラクターがしっかり立っているので、話の強度に負けてないのもまた良い。

私は以前よりGo!プリンセスプリキュアが一番好きと言って憚らないオタクだったのですが、好きが更新されそうで何よりです。

 

少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 49/50-(再履修)

早速再履修に入って申し訳ないが押し通らせていただく。

年イチくらいで再履修している作品なのだが、今年は二周してしまった。異常だよ。

内容としてはかつて大ヒットしたアイドルグループの名前を襲名した5人の男性アイドルユニットが自身のアイデンティティを獲得しながらアイドルとなっていくという作品。

リアル寄りの濃いキャラデザと絶妙にダサいタイトルで敬遠されがちだが、その実アイドル作品の教科書とも言うべき哲学に溢れている。

全2クールで構成されており、1クール目はアイドル以前に人間としてどうあるべきかという姿が抜群の強度で描かれ、2クール目からはその強度のままアイドルの哲学を語り続ける。

完走する頃にはそのキラキラが見えているはず。

"アイドル"という言葉の重みを知りたいならこの作品を通らない選択肢はないです。

 

呪術廻戦

本誌太郎なので秋に見た作品というわけではないが、アニメ2期放送中なのでここに入れさせていただく(天下無双)。

まずアニメの方だが、もうとんでもなく出来がいい。1期の時点では鬼滅ブームというのもあって影に隠れもしたが、2期では監督が変更となりより呪術らしさ(あとで説明します)が磨かれている。

原作ではセリフだけの術式説明を丸々演出に置き換える大胆さ(無下限呪術と赤血操術の説明は特にすごい)、EDが流れた瞬間に劇的な展開を見せてもう一回EDを流す、主人公を曇らせた上で特殊OPを流すなどといった演出面における進化が本当に素晴らしい。

1期や劇場版の頃からOP・EDの楽曲提供者の作品理解度の高さや声優の卓越した演技が底支えしていたが、2期ではそれに追いついて相互に高め合う理想の関係になった。あざす。

呪術らしさ、という指標なんですけども、この作品かなりライブ感で生きがちでそこにロジカルな打算も含まれているというのがウリの一つなんですよ(今俺が決めた)

で、アニメ2期はそのマインドが受け継がれていて、具体的には手を抜く回はしっかり手抜きするから次回楽しみにしとけよ!みたいなムーブが出来ているのが実にこの作品らしいと思っています。

本誌の方ではちょくちょく"引き"を描かせたら最強の漫画と言っていたのだが、最近その引きの強さが戻ってきた。

具体的には最強凡夫決定戦で凡夫が決定した瞬間から加速度的に引きがよくなった。

やっぱアレ嫌々描かされてたんすねぇ!!!(オタクは最低の反応をしがち)

とにかく先の読めない漫画なので今後に期待が止まらない。期待を込めて☆5です。

 

僕のヒーローアカデミア

39巻発売したのでとりあえずこの枠に入れる。

多分去年くらいからずっと同じこと言ってるんだけど、ヒロアカが今一番面白い。

一昨年だか去年だかに最終章宣言をしてから、期待を裏切る展開が一切ない。

40巻近くまで積み上げた要素を何一つこぼさないという気概を感じるほどに、ギミック回収や再登場の仕方がドラスティックだと思う。

ヒーロー作品における伏線(俺この言葉あんま好きじゃないんだけど)(知るか)回収においては、アベンジャーズ:エンドゲームが金字塔であるが(そうなの?)、それとタメを張れるレベルの美しさを持っている。

この作品は積み上げてきた信念は継承され続ける限り決して消えないという"想い"を描くことにかなりのアドバンテージがあるが、作者がそれを実践しているのだから説得力が尋常ではない。

恐らくあと2,3巻で完結するので、オタクの皆様におかれましては是非履修していただきたく存じます。

 

トップをねらえ!

オタクのくせして30年間放置していた作品ですね。これウラシマ効果だろ。

この度dアニメストアにて復活配信されたのでこれを機に視聴。一緒に見てくれた強火のオタクに感謝。

ここ2年くらいで庵野秀明作品にどっぷりハマったのだが(判断が遅い👺)、これが20代の頃の作品だと思うと空恐ろしい。人生経験が違いすぎる、何もかもが……。

おっさんとなっては口に出すのも憚られる『努力と根性』をテーマにしながら、骨太すぎるSF描写と設定が周りを固める見事な構成。

時間という要素が非常に響く作品で、主人公だけが歳を取らぬまま進んで行く物語が、人物が、あまりにも切なく重い。

ラストでビャーコラ泣いてしまった。アニメで号泣する30歳成人男性キツすぎ。殺してくれ。

一方で、SF描写やメカニックが非常に近未来的なのに対して文化観や廃り流行りが全く予想できておらず、1980年代から止まったままなのが当時のオタクボーイ達が必死になって作り上げたことを物語っていてそれもまた面白かった。

 

トップをねらえ2!

前作を観ておいてこの作品を観ないのは嘘なので勿論見ました。

引き続き視聴に付き合ってくれた強火のオタクに感謝。

今作では庵野秀明はサポートに回り、手下(表現が最悪)の鶴巻和哉が監督に。

作品の毛色がガラッと変わり、当時のオタクボーイが全力で作りましたという作風はなりを潜めることになった。

前作における『努力と根性』という要素はむしろダサいものだという空気感で、バスターマシンに乗るのは才能を持った子供たちという前作テーマに対する逆走から入った今作。

しかし、それは全て計算ずくで、その空気をぶち壊して忘れ去られた『努力と根性』に回帰するまでが今作のミソ。

この作品のテーマは"幼年期の終わり"で、何もかもを斜めに見てしまう子供たちが王道と向き合うまでを描く、2000年代のスレたオタクに対するアンチテーゼに成り得る作品だと感じた。

なればこそ、この作品のテーマが真に描かれるのは3話であり、4話からが本番などというボケた発言をするオタクは顔の形が変わるまでボコボコにしなければなりませんね(オタクはすぐ仮想敵を作る)

 

仮面ライダーギーツ ファイナルステージ

ギーツについての感想はこの前書いたのを参照のこと。

実に5年ぶりに完走した仮面ライダーなのだが、久々に情熱を持ってしまった反動でDX版ベルトを買ったりファイナルステージに申し込んだりと好き勝手やってしまった。

20年このコンテンツに関わっていてどちらも初めてのことなのだがギーツごときにそれを奪われるのは癪っちゃ癪。

オタクイベントはそれなりに行くのだが、ファイナルステージというイベントには行ったことがないので結構新鮮だった。

内容としては前半がヒーローショー、後半がトークショーで、少しだけ演者の歌披露といった趣。

ヒーローショーは作品のラストから地続きのストーリーで描かれる新規脚本で、五十鈴大智の夢が全く叶っていない以外は結構面白かった。

そもそもギーツという作品は物語の整合性をライブ感で突破する作品なのでそこはヨシ!

トークショー道長役の杢代和人が全部のボケを処理してて面白かった。

こういうのは苦労人が一人で回すのが一番いいですね。

初めて行くタイプのイベントだったが、楽しかったのでまたハマれる仮面ライダーが訪れたら是非行きたいね。

 

デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNIG

さて鳴り物入りで発表されたデジモン02の劇場版。

tri.で散々除け者にされたから仕方なく主題にしたようにしか見えないんですけどそういうこと言うからダメなんですよね。はい。

個人的には駄作の評価を下しているデジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION-絆-(以下ラスエボ)と同じスタッフでお送りされる今作。

全く期待しないで見に行ったが、ラスエボよりかは誠実な作りをしていたのでわりと好印象だった。

Twitter(Xとは意地でも呼ばない)で散々言っているが、ラスエボはtri.から反省していますよ~という態度で作られた作品のくせに話の流れがtri.と全く一緒なのでその実全然本質をわかっていないことが低評価のポイント。

今作ではtri.という前提条件がないので、このスタッフが真にまっさらな状態で作品を送り出したらどうなるかという試金石になった。

tri.で変に人格をいじられなかったおかげで02メンバーは健やかに成長したため、彼らなりの健やかなる理屈で新キャラに手を差し伸べることが出来ていたため、作劇上の違和感がなく見ることができた。

 

蒼穹のファフナーシリーズ(再履修)

また再履修か、お前の代わりなんていくらでもいるんだぞ(とりあえず詰めてくる上司)

夏に完結編であるTHE BEYONDのTV再編集版、秋にスピンオフのBEHIND THE LINEが公開されたので一応この枠ということで。

ファフナーエヴァのフォロワー作品として生まれたんだよね(突然喧嘩を売る)。

が、エヴァとは全く違うアプローチで奇しくもエヴァと同じ年にゴールを迎えた。

この作品は20年近い歴史の中でほとんどの場合何かを犠牲にして物語を進めてきた。

THE BEYONDでは新しく生まれた主人公が何も捧げず手に入れるという作中の人物にも、視聴者にとっても想像の埒外からの手法を主張し、大団円を迎えた。

正直に言えばこの作品が終わるという未来を全く想像していなかったため、劇場で見たときはこの作品終わるんだ……という感想が一番最初にやってきた。

終わった実感がすぐに得られず、翌日になってドッときて参りましたね。

この度TV版が放映されたので一応チェックしましたが、THE BEYOND自体はわりと不出来な部分が多い作品なのでオチが綺麗じゃなかったらどうなってたんだろうと自分に恐怖してます今。

ところで劇場先行上映という手法について物申したいんですが、コアなファンは先行上映を観に行ってそこで感想を消費して、それがテレビで放映される頃にはすっかり熱が冷めてて全く盛り上がらないという現象しか見た事がないんですけどメリットがあるんですかね?

 

スキップとローファー

本年オモシロ・作品最優秀賞を受賞する予定の作品。

あらすじとしては田舎から上京してきた見た目は冴えないが芯のある主人公が高校生活を送るという、ともすればありきたりな題材だが(ありきたりかな?ここまで真っ直ぐに初球を投げてくる作品って今どきもうないのでは?そういう問題提起はあとにしましょうね)、そこから心臓を掴むような内面の描写を何度も行ってくる心肺停止・インシデント作品である。

こう書いて面白いと思わせられないのが俺の限界なのでバビュン。

久々にアニメ見て原作買いをしました。

兎にも角にもこの作品は人間の描写が上手い。

この作者は陽キャ陰キャ、美形、ブサイク、ありとあらゆる方向の人間の感情を知っている。人生何周目なんですかね。

様々な人間の感情の折り重なりが物語を作っており、群像劇かくあるべしといった内容なのだが、その実オタクの共感を誘うような感情ではない。

キャラクターが文字通り生きており、そのキャラクターしか抱けないような悩みをそれぞれが持っている。

軽々しくわかる~wなどと言えるような感性ではまず読めない。内面の苦しみはどうあっても本人のものなのだ。

 

ミリアニとシャニメ

書いたらこれだけで一記事作れそうな勢いだったので別で出します。

 

BLUE GIANT(アンコール上映版)

世界一のジャズプレイヤーになると豪語する主人公がひたすらジャズに打ち込む様を描いた漫画BLUE GINATの劇場アニメ版が今作。

元々は今年の始めくらいに劇場上映されていたのだが、円盤発売に伴ってブラッシュアップされて再上映された。

原作は仙台編から始まり、東京編、ヨーロッパ編、アメリカ編、ニューヨーク編と続いていくのだが、今作は東京編を切り取って作られている。

特筆すべきは結末が原作と違う点で、一応原作には繋がるように出来てはいるが、個人的には別の世界線として摂取した。

二度目の視聴となるのでストーリーより演出面に注視して観たが、原作に通底する想いである"音で勝つ"というマインドがしっかり反映されていると感じた。

原作では演奏シーンの独白が非常に多いのだが、今作ではそれが一切ない。

それでも作品としてしっかり成立しているのだから、きちんと勝っている、そう感じた。

 

終わりに

秋といいつつもう秋はほぼ終わってるんですよね。

春と秋どこ行っちゃったんだろ(メンヘラオタクだから歌詞を引用する)

30になっても好きな作品に出会える、幸福なことです。

この気持ちはなくさないでいたいなぁ。

 

おわり。

 

最近やったゲームをつらつら書いていく

皆さんお元気ですか。

私は元気ですが会社には行きたくありません(うつ病かな?)。

最近トップをねらえ!シリーズを観たのだが、名作だと呼ばれる作品にはそう呼ばれるだけのリキが入っていて大変良かった。

それについて怪文書をしたためようか悩んだのだが、どうしても庵野秀明へのラブレターになってしまうのでやめました♨(強火のオタク)。

が、一度文章を書く気になったのにやめるのももったいないため日記でも書こうと思う。

 

私はオタクなのでゲームを結構するのだが

……。

私はオタクなのでゲームを結構するのだが、ここ一年わりととっかえひっかえでゲームをしたため2022年10月から2023年10月までやったゲームを覚えている限り時系列順で感想を垂れ流しまつ。

紹介形式で書くので購入の一助になれば幸いです。

 

 

 

はじめに

思った以上に多かった♨

読みたいゲームだけ読んでください。

私の好きなゲームジャンルはサバイバル、ストラテジーRPGです。

苦手というか才能を感じないジャンルはFPS音ゲー、格ゲーです。

よしなに。

 

ペルソナ4 ザ・ゴールデン

既にVita版発売時にプレイしていたゲームですが、Steam版P5Rが出る前に安くなっていたためついSteam版で購入。

紹介一作目から既プレイ作品ってどうなの(オタク特有の内なる自分と話すオタク)。

はい。

言わずもがな、名作中の名作。

ペルソナシリーズが現在の路線になったのはP3の功績ですが、不動の人気を築いたのはP4。

の完全版がこの作品。

当シリーズは完全版商法に味を占めたのでこの路線がなくなることはもうないでしょう。

はい。

ゲームバランス、システム、キャラクターなど全てがユーザーフレンドリーでRPG+シミュレーションゲームのお手本とすべき作品。

やってて全くストレスがないですし、真エンドを見るまで約80時間。しっかり楽しませていただきました。

間違いなく人に勧められるゲームの一つだと思う。

 

ペルソナ5 ザ・ロイヤル

で、満を持して発売したP5完全版のSteam版がこれ。

P5無印はPS4でプレイしていたのですが、ロイヤルはスルーしていたのでこれを期にプレイ。

作品単体としては名作。

UIはやや奇抜なものの慣れるし、BGMは相変わらず良作揃い、システム面もP4をブラッシュアップしたような内容でさらに育成しやすく。

ただ相対評価でシリーズの他作と比べるとキャラクターとシナリオがパワーダウンかな、という印象。

事実P5が出てからもしばらくP4主人公(通称番長)がアトラスを支えていたのでそういうことなんでしょうね。

とはいえ凡百のRPGと比べると面白いのは間違いないのがこのシリーズの良いところ。

P3リメイク、楽しみですね。

 

イース8-Lacrimosa of DANA-

この頃やるゲームなくて名作を回顧してました照

というわけで次も既プレイ作品。

イースシリーズは10が最近出たくらい長寿作品群ですが、シナリオ面で最も良かったと胸を張ってオススメできるのがこの作品。

おなじみの海難に巻き込まれてレベル1に戻る主人公アドル(魔法ダメージ10%軽減)がそこで冒険するフォーマットをなぞる作品。

山を越えた辺りから作品が転に入るお手本のような脚本で、実際にプレイしてみて欲しいとしか言えないのがアウトプットをサボってるみたいでオタクとしてかなりアレなんですけど実際そうなんすよね。困る。

ただ久々にやってみるとファルコム構文による汚染はこの頃には始まっていたんだなと感じた。

フフ……私は閃の軌跡で薫陶を受けた者。行くぞ雛鳥たちよ!と言いたいところだが今はまだ話すときではないか……。

ハハ。

システム面はオーソドックスなアクションRPG。技の強さがかなりバランスが悪いので基本的に同じ技を連打することになるが、まあまあ楽しいのでヨシ。

総評するとややクセはあるがオススメできる作品。

 

FINAL FANTASY XIV

この辺で零式が始まったのでFF14の闇に飲まれた。

もうこのゲームのプレイも7年目です。勘弁してくれ。

このゲームを始めるにあたってやめておけと釘を刺していたW氏へ。もっと強く言いなさい(♨タニアは理不尽の構え)。

おかげさまでこのゲームの酸いも甘いも味わいましたが、全体的に見て楽しめたのでヨシ。

とりあえず言えることは人間関係に疲れている人がやっちゃダメなゲームです。

うん。

 

ホグワーツ・レガシー

この辺でPCを新しく組んだのでウキウキで重いゲームをやりました。

楽しかった(小学生並の感想)。

世代的にハリー・ポッターシリーズど真ん中なので、ホグワーツをウロウロできるだけで楽しいしそれだけで高評価。

シリーズ自体の世界観が好きなのでそれにどっぷり浸かることが出来た。

ハリー・ポッターシリーズが好きな人には是非やってほしい作品だと思う。

ゲーム性自体はややソウルライクのアクションRPG。防御と回避が攻撃に繋がるのでパリィが苦手な人にはちょっと難しいかもしれない。

攻撃も防御もハリー・ポッターおなじみの呪文で行うので知ってる人はより楽しい。

シナリオは並、かな……(小声)

あと主人公がわりと躊躇なく人を殺すので感情移入するタイプの人は向かないというのもある。

総じてシリーズファン向けの作品という印象がありました。

 

Marvel's Spider-Man Remastered

重いゲームをハシゴする自作PCゲーマー特有の現象。

当時はセール込で3000円くらいで買えたんですけど、いつの間にかクッソ高くなっててひっくり返っちゃった(オタクは嘘つき)

こちらもホグワーツ・レガシーと同じくシリーズファン垂涎の没入感ゲー。

スパイダーマン特有のあの動きを自分で再現できるので移動が滅茶苦茶楽しかった。

戦闘も楽しいが結構難しい。雑魚ごとに同じ戦術が通じないので工夫する必要があるし、ボスは言わずもがな。ゲーム苦手な人はやや苦しいかもしれない。

システム面で特に褒めたいのがQTEカット機能があること。QTEやーやーなのキモ・オタクとしてはここは素晴らしいとしか言いようがない。

シナリオ面も秀逸。ドック・オクが恩師兼上司として出てくるのでファンならここでもうスパイダーセンスが発生する。

ヒーローを続けることの重みのなんたるかを知ることが出来る名シナリオです。

この作品はファンでなくてもきっと楽しめるはず。

最近シリーズ3作目が発売されるので高くなっていますが、損しない面白さだと思います。

SONYはSteam版早く出せバカ。

 

Marvel's Spider-Man : Miles Morales

というわけで2作目にハシゴ。

こちらも当時は安くなっていたのですが今はなんか高い。許せんディズニー(飛び火)

今作の主人公は二人目のスパイダーマンであるマイルズ・モラレス。

マイルズの出る作品ではピーターは死んでるかその世界には存在しないかなのですが、今回は長期出張ということでちょくちょく電話とかで出てくる。

2作目を買うくらいなのだから前作主人公のピーターのことは絶対好きになっていると思うのですが、死ななくてよかった~と思うわけ。

で、マイルズを好きになれるかという話なんだけど杞憂に終わる名シナリオです。

俺たちのスパイダーマンだ。

2作続けて名作なの誇らしくないの?

システム面は前作リマスターよりかなりボリュームダウンした感は否めないが、新しい能力である体内電気と透明化を上手く使ってプレイしてね!という感じ。

ちなみに難易度は前作よりさらに上がってます。頑張って。

3作目はPS5独占で好評発売中。SONYはSteam版早く出せバカ。

 

RAFT

次の新作タイトルまでやるゲームがなかったのでまた既プレイゲームに帰ってくるのであった。

地上のほとんどが海に沈んでしまった世界でイカダ一つで漂流し、噂に聞く人類最後の都市ユートピアを目指して冒険をするサバイバル系オープンワールドクラフトゲーム。

個人的にサバイバルは最も好きなゲームジャンルなのだが、これはその中でも傑作の部類に入る。

このジャンルはマイクラが草分け的な存在で、これと差別化する光っているポイントがなければ戦えないレッドオーシャンである。

RAFTのそのポイントは移動拠点と常に共に在るというところ。

サバイバルクラフトゲーは拠点を作成してそこを中心に生活するのが基本であるが、この作品はイカダがそれに当たるため、自由に移動しながら拠点を育てていける。

楽しい。

このゲームはパブリッシャー側でサーバーを用意してくれているため、マルチプレイは無料で出来る。

が、オタクに友達はいないので一人でプレイした。

悲しい。

 

ライザのアトリエ3~終わりの錬金術師と秘密の鍵~

アトリエは"基本的"に年イチで発売されるので毎年開催されるお祭りのようなものである。と思っている。

今作はそのキャラデザで爆発的なアトリエ人気を引き起こしたライザ(秘密)シリーズの最新作であり完結作である。

アトリエは不思議シリーズしか完走していない雑魚なので時たまアーランドをやれと脅されるが、これで一応2シリーズ完走者ということでなんとか許してもらえませんか。

この作品群は美少女RPGとパズルゲームを組み合わせた作品で、パズルゲームをやらない人間だったので長らく触れずにいたが、ライザを機に入門させていただいたので記念碑的作品が終了し喪失感が物凄かった。

システム面は1をベースに2の良いところを引き上げ、ついでに新システムを入れたような出来で、元々の完成度が高いシステム面ゆえにストレスがほとんどなかった。

シナリオ面に関しては2でやや肩透かしを喰らったシリーズだけに少し身構えていたが、1の脚本家を再招集したため夏と幼年期の終わりを結びつける読後感(?)の良いシナリオになった。

というわけで満足度は高かったです。

今年のアトリエにも期待していたのだが、今更スマヒョゲーをリリースするというライザで掴んだ客層を丸ごと失うような悪手をキメてくれたのでオチまでついて面白かった(面白くないが)。

 

Airborne Kingdom

気になっていたが微妙に高くて手を出してなかったがセールが来ていたのでプレイ。

ストラテジーが好きと言いつつもここまで出てこなかったの自分でもマジ~?って感じっすね。

内容としては何故か空を飛んでいる王国が大陸から資源をパクリつつ周囲の国に媚び売って生き残るゲーム。

いわゆる箱庭ゲーなのだがそのジャンルに珍しくクリア条件があるため目標を持たずにプレイするのが苦手な人にも勧められるなかなかの良作だった。

ゲームボリューム自体はやや薄めなので長期的に何度もプレイする内容ではなかったが、ストラテジーシミュレーションゲームの入門としては結構アリ。

 

Sid Meier's Civilization 6

はい。

人生で最もプレイ時間の長いゲームはFF14なのですが、それに次ぐ長さを持ってしまったゲームです。

通称人生を壊すゲーム。その名の通り中毒性が物凄く高い。

もう何年もプレイしているのだが定期的に戻ってくる有様である。

ジャンルとしてはストラテジーであり、歴史上の登場人物と国を使って数千年分の文化を築き上げるという内容。

先ほどこのジャンルにクリアがあるのは珍しいと語ったが、この作品は人物ごとにクリアがあり、勝利条件が6つあるため一生プレイしていられる。ヤバいわよ!

細かい設定やルール改変も可能であり、一つたりとも同じゲーム内容を作ることはできない。

一応マルチプレイPvPはあるのだが、萎え落ちが一瞬で発生するため野良でのゲームはほぼ不可能。

人数を集めるにも1ゲーム数時間かかるためそれが仕事の配信者とかでもない限りはソロでひたすらやる狂気のゲームになる。

狂った人間は怖いぞ。

人間が一番怖いオチの怖い話はきらい。幽霊が人間に負けんじゃねぇよ!(なんの話?)

Civ7まだっすかね~(♨㊙情報:芹沢あさひのモノマネが世界一上手い)

 

GREEN HELL

ここ5年ほどストラテジーとサバイバルを反復横跳びしております。

例に漏れずこの作品もサバイバルです。

これはマルチ可能なオタクがいたので2人でやった。

内容としてはTHE FORESTにかなり近い。

ジャングルで遭難した主人公だが実は……?というストーリー重視の作品。

このゲーム最大の特徴として拠点を作っては捨て、作っては捨て、を繰り返すことがある。このジャンルが好きな人は拠点を作るのが好きな人が多いため、恐らく客層のターゲッティングを間違っている。

あと主人公が滅茶苦茶ワガママでやれ腹減った喉乾いたヒルついたと文句を言い続けるのでわりと聞いててストレスが溜まる。

このジャンルでは生き残れないな、と思う作品であった。

 

FINAL FANTASY 零式

セールで安くなっていたのでつい懐かしくなってプレイ。

FF13系列のルシとか出るタイプのFFで評価は二分されてる作品。個人的には結構すき。

かなり野村臭が強くクセがあるし、オチも後味悪めなので評価が低いのもさもありなんという感じだが、キャラゲーに近い側面もあり好きなキャラがいたら結構快適かもしれない。

ゲームとしては結構オーソドックスなアクションRPG

なにせプレイアブルのキャラが15人くらいいる上に、経験値が渋めなので好きなキャラを3人くらいに絞ってプレイするのが吉。

全体的に人を選ぶ作品という印象です。

 

SUN HAVEN

FF14のフレの間で流行ってたので便乗してプレイ。

懐かしい雰囲気の2DRPGで、農民として流れてきた主人公がその村で鉱夫をしたり鉱夫をしたり耕夫をしたりするゲーム。

このタイプのゲームはStardew Valleyという不動の名作が存在するため、差別化が必要ですが、そのケはあまりなくてむしろ寄ってるかなぁと感じたゲーム。

ベースのゲームが面白いのでつまらないわけもなく、それなりに楽しめました。

 

SENGOKU DYNASTY

今年最大のガッカリゲーかもしれない。期待する方が悪い。

難破で流れ着いた男がそこで村を興し、成りあがっていくサバイバル系のオープンワールドクラフトゲーム。

特筆すべきは美麗なグラフィックとかなり研究されている戦国時代の日本という舞台。

この辺りは素晴らしく、海外ゲー特有のチャイニーズ風ジャパンは全く影を見せませんでした。

ストーリーも周囲の村を回って技術を学び、そこの領主から村建設の許可をもらうなど、しっかり筋が通った内容になっている。

問題はシステムの方。早い話が木こりゲー。

一生木を切っている。建物一つ作るのに異様なほど素材が必要で、作るのにかなりの労力を有する。それでいて村人一人しか住めないんだからナメやがってという感じ。

季節が変わるごとに統治している村から生産物が入ってくるのだが、丸太はスタックできないので倉庫に入る分しか生産してくれない。当然、足りない。

また、村を大きくするためにレベル上げをするのだが、その条件に必要な素材もなかなか狂っている。木を切って3~4本しか丸太が手に入らないのに200本要求などはザラである。おばか。

早期アクセスゲームでかなり精力的にバランス調整アップデートをしているので、数年後にまたやってみて評価を決めたいゲームだった。

 

PHASMOPHOBIA

FF14フレの間でやるゲームがなかったのでノリで購入。

内容としては人の家に住み着いたお化けの種類を特定して生きて帰るというもの。

操作キャラの近くに行かないとVC出来なかったり、拠点に戻って幽霊特定するための会議をしたりとゲームシステム自体が仲の良い人で集まってやるタイプ。

また、死んだプレイヤーは生きてるプレイヤーを眺められるのでオロオロしながら幽霊に殺される人を見るのはなかなか楽しかった。

孤独・オタクなのでパーティプレイゲーはあまりやらないため新鮮だった。

いやパーティプレイゲーはFF14で6000時間やってるんですけどね(勘弁してくれ)

 

モンスターハンターライズ:サンブレイク

最終アップデートが来たので最後の精算をすべくプレイ。

ライズはswitchでプレイしていたのだが、去年サンブレイクが来るタイミングでSteam版に移行した。

いや移行というか一からやり直したんですけどね。プラットフォームをいたずらに増やす暇あるならクロスプレイとクロスセーブを実装しろバカ。

というのは置いといて。30fpsでアクションゲーとか正気じゃないのでswitchから逃げたのは正解だと思いました。

サンブレイクは毎月無料アップデートを行っており、最終アップデートでパッケージモンスターの変異種を出してその幕を閉じた。

個人的にはかなり好きな作品だった。もうガルクのいない生活には戻れないし、翔蟲のいない生活には戻れない。

モンハンにおけるありとあらゆるストレスを潰したような作品で、残ったのはお守りガチャくらいかな。

最初は大剣使ってたんだけど双剣に浮気しました(強武器厨)

ゴッドイーターというIPが死んだ今、狩りゲーとして唯一遊べる作品群なので次回作も楽しめたらいいな。

 

TIMBERBORN

今年一番ハマったストラテジーかもしれない。

人類が絶滅しビーバーが知恵を持った世界で、ビーバーのコロニーを大きくしていく箱庭ゲー。クリア条件等はないのでひたすら自己満足を追い求めるタイプのゲーム。

本来箱庭ゲーってこういうのですからね。Civイカれてるだけですからね。

システムとしては雨期と乾期が繰り返しやってくるため、雨期の間にダムで水を貯めて農業で作物を作り、厳しい乾期を乗り越えるというもの。

なかなか難易度が高く、一回下手をこくと乾期中に食べ物や飲み物がなくなりビーバーが絶滅する。

また、水の動きを予想するスキルも必要となり、どこにダムを造るかを考えて作らなければ乾期中に水が干上がる。絶滅。

その代わり、AIが非常に優れており、ある程度命令しなくても優先的に作らなければならない建物から作ってくれる。優先度も1~5まで設定でき、ユニットの動きを自在に操作できるためストレスなくプレイできた。

ビーバーはわりとすぐ幸福を感じてくれるため結構愛着が湧く。

ユニットをクリックするとビーバー語でなんか話すのでたまにポチポチしてた。

まだ早期アクセスゲームでありながら完成度が高く、アップデートも精力的に行われているのでオススメの作品です。

 

Kenshi

ビーバーでストラテジー熱が再燃したので久々に起動。

ジャンルはシミュレーションRPGといった趣で、操作方法はLoL

去年の個人的ベスト作品なのだが、何度やっても楽しいのでヨシ!

荒廃しきった世界で生き延びるというコンセプトで、わりと何をしても許される。

追剥ぎをしまくって金を稼ぐもよし、あらゆる街で泥棒するもよし、国に喧嘩売って滅ぼすのもよし、逆に善良プレイをして各国と仲良くすることも出来るし、自分だけの街を築きあげて国王にもなれる。

圧倒的自由度の高さがこのゲームのウリ。

非常にMODが豊富で、その自由度をさらに引き上げることもできる。

箱庭ゲーなのでクリアというものはなく、満足したら次のゲームを作ることになるが、満足するまではかなり時間がかかるので骨まで残さず食える。

今回のプレイではスケルトンをどれだけ増やせるかを目指したが詳しい話をするとなんのこっちゃという感じなので割愛。

ちょくちょく半額になるのでセール時には是非。

あとKenshi2が発表されているのでかなり楽しみにしています。

 

STRANDED : Alien Dawn

本年のクソゲーオブザイヤー(これいつも思うんだけどジじゃないの?)最有力候補。

宇宙船墜落による遭難者を生き残らせるストラテジーゲーであるが、システム面が非常に劣悪。

ストラテジーでユニットの行動に優先度をつけられないってどこに目つけてゲーム作ってんだ(素)

遭難者は非常にワガママでやれアレが欲しいコレが欲しいとすぐ機嫌が悪くなるため仕事をしてくれない。遭難者の態度かよ。

ご機嫌取りのために服を作るなり食料を作るなりするのだが、ここのバランスも滅茶苦茶で一年中服を作らされる。アホ。

この出来で早期アクセスではなくフルプライスだというのだからもう驚愕しすぎて電撃が効かないエネルみたいな顔になった(オタクは嘘つき)

キャラクターがとにかくワガママな上にブサイクなので愛着を感じられるわけもなく、非常につらいゲーム体験となった。

みんなプレイしてくれ(不幸の共有はオタクの嗜み)

 

Settlement Survival

お口直しに似たようなストラテジーをやってみた。

これもハズレだったのだが前のが強烈すぎて何が琴線に触れなかったのか忘れちゃった。

ていうか概要すら忘れちゃった笑

笑いごとではない。記憶力の欠乏は老化の始まりですよ。

 

Fate/Samurai Remnant

密かに楽しみにしていたFateシリーズの完全新作。

EXTRAみもエクステラみも感じていたので不安だったが、どちらかというと不安は的中だったかもしれない。

あらすじは江戸を舞台に聖杯戦争の亜種が行われ、毎度の如く巻き込まれる形で主人公がその戦いに参加する。

聖杯戦争は現代人のマスターと、英霊の座から選ばれたサーヴァントと呼ばれる過去未来の超人がペアで7つ作られ、そのメンバーで殺しあうFateシリーズの根源。

今作はさらに逸れのサーヴァントと呼ばれるその地に根付いた英霊8騎が参加し、7人のマスター、15騎の英霊で戦うといった内容。

が、いかんせんキャラクターが多すぎるので正直掘り下げ出来てないキャラが結構いる。FateシリーズのスマヒョゲーであるFGOで散々掘られたキャラが複数参戦しているので、そこはどうでも良いと考えたのだろうか。

シナリオも2分岐×3エンドで6ルートあるが、あまりパッとしない内容だったと感じた。

ゲームシステムとしては、無双ゲーのボス戦をひたすらやるといった内容。

無双ゲーをプレイしたことがある方ならわかると思うが、無双ゲーのボス戦は無双ゲーで一番虚無い瞬間なのでそういうことである。

これはエクステラで散々味わったのでもうお腹いっぱい。

また、流行りのSEKIROやエルデンリングを意識したのか、パリィ(応刀)がある。が、タイミングがシビアな割にクソ弱いので普通にごり押した方が強い。

成長システムや装備の強化システムは面白かった。

なんと装備はガチャである。しかしガチャは割と緩いというか優しい排出率なので安心して欲しい。

成長はスキルパネル形式で、道端にスキルポイント上昇のアイテムが落ちてるので簡単にパネルを開けられて楽しい。

また、江戸の街の再現やフィールドの完成度は背景が大変さみしいEXTRAシリーズにはない強みで、探索が好きな人は楽しめそう。ただし立て札、テメーはダメだ。

総じて色々もったいない作品だと感じた。

 

KINGDOM AND CASTLES 

そしてストラテジーにまた戻ってくるのであった。

ランダムスポーンする島に自分の王国を築いて蛮族やドラゴンからの攻撃を防ぎつつ国を大きくしていくストラテジー

ユニットの優先度のつけ方が面白く、建設や農業などの仕事に関わる人数を設定することで優先度をつけられる。

中世を舞台にした作品なので近代化やオートメーションは出来ないが、のんびりした生産計画を立てながら城塞都市を作るのはなかなか楽しかった。

国の人数が一定数に達する毎に祝ってくれるためちょっと嬉しい。

クリア目標とかはないため箱庭ゲーだが入門作としては良作だと感じた。

 

ARK: Survival Evolved

配信者がよくハマって度々バズるサバイバル系クラフトゲームの老舗。

特筆すべき点は恐竜が闊歩する世界でそれをテイムして乗ったり育てたりできる点。

10000時間まではチュートリアルと呼ばれるほどの中毒性があるらしい。

十数個程度のマップがあり、マップによって出てくる恐竜や拠点戦略が変わる。

初期マップは実は難易度がそれなりに高く不便なので最初のプレイに向かないという欠点があるがそもそもチュートリアルがほとんどないので気づかないという罠がある。

マルチプレイが非常に盛況なゲームで、PvEとPvPがあり、双方とも最終目的はラスボスを倒すことである。

PvPではトライブと呼ばれる集団同士で殺し合いをすることになるが、馴れ合いプレイもある程度可能。

ソロプレイも出来るが分業で拠点を立てるゲームなのでソロでやってると狂人扱いされる。当方ソロ歴500時間!煌めく舞台に飛び込み参上!

はい。

一応リマスター版のASA、続編のARK2の発売が予定されているのだが、このパブリッシャーが発売予定日を守ったことは一度もないのであと5,6回の延期は覚悟しておくべきだろう。

現在進行形でプレイしているゲームがこれ。一年分書ききりました。

ここまで飛ばさず読んだあなたは♨プラチナトロフィーが与えられます。

 

終わりに

想定の5倍以上の文量になっちゃった♨

皆様もよきゲームライフを。

 

おしり

総括F:仮面ライダーギーツのルール


総括Ⅰ:令和ライダーへの招待状

見ました。見ましたよ。仮面ライダーギーツ。

一応昔は仮面ライダー派閥の人間としてイキイキしていたんだけども、最近はウルトラマンに浮気しがち。

だって令和ライダー面白くないので……。

というわけで仮面ライダーはジオウぶりの完走です。実に4,5年ぶり?

完走の興奮高じてベルト買っちゃった。ウケますね。

完走の興奮高じてファイナルステージまで申し込んじゃった。ウケますね。

 

じゃあ始めますか。

令和ライダーって、知ってるかな?令和ライダーというのは

この始まり飽きたか。やめようね!

 

さて、完走こそできたものの、正直言ってなかなかの問題作だった仮面ライダーギーツ。いや、怪作だったかも。

というわけで仮面ライダーギーツの良かったところ、悪かったところ、語っていこうね。

 


総括Ⅱ:緊急特番!良かったところの全て

アクション・CG・戦闘演出・ライダーデザイン

ここは抜群に良かった。

最近の仮面ライダーをちゃんと見てないというのもあって、平成より進化したド派手な演出は私の目を引くには多分なほどに鮮烈だった。

あとベルトのギミックが楽しい。回るベルトはいいね。

バックルの付け替えでキャラクターの戦闘方法がガラッと変わるし、リボルブオンの上下反転ギミックは最後の最後まで視覚的な面白さをお届け続けた。

それにブーストバックルがあると戦いに華が出る。SEもいいし、これが切り札だとキャラクター・視聴者ともに共通認識にさせるくらいには演出に強さがあった。

ついでにライダーのデザインもしっかりカッコいい。

惚れ惚れするほどカッコいい

最終フォーム見てカッコいい!見たい!となったのは久々。

視聴中一番楽しい部分はここだった。これがなかったら耐えられなかったかも。

 

監督陣が若い

今回の監督陣は昔ながらの人たちが一切おらず、若手では一番有名(だと勝手に思っている)な上堀内監督をはじめとした若手監督のみで一年を駆け抜けていた。

私はウルトラマンで常々若手監督が育つ土壌が出来つつあって嬉しいと言っているのだが、ライダーはその一歩先を行っていた。

ウルトラマンでは田口清隆や辻本貴則なしに作品を成立させるのは多分まだ厳しいと思うので……。

というわけで若手のみで構成された作品が好評で終わったのは評価ポイントですね。

ちゃんと後進を育てていけるのはやっぱり体力ある会社だと思った。

 

シナリオが楽しい

もはや仮面ライダーの常連となったゅぅゃ先生。

メインライターとして起用されるのは3作目ということで、井上の御大に迫る勢いを持つライター……なのだが、かなり雑な部分が多いのも確か。そこは悪いところで説明ということで。

シナリオの根幹、プロット自体は間違いなく面白かったと思う。

ライダーが願望をかけて戦うデザイアグランプリ。その運営形態、観客の存在、願望を叶えるシステム、辺りくらいまではかなり丁寧かつ面白く演出しながら進められていた。

が、それらが全て明かされて解決をします!というターンからバグり始めた印象。

具体的にはサブタイトルが創世:になってからはヤバかった。

とはいえライブ感という仮面ライダーを構成する上で大切な要素でガンガン進んで行ったので何とか煙に巻いていた。

キツネは化かすものだからね。俺は仮面ライダー♨、その言葉をお前は信じるか?

 

主題歌・挿入歌・BGMが盛り上がる

ここは演出の一種だと思うけど一応。

主題歌は倖田來未と、鎧武からの再登用の湘南乃風というめっちゃオラついた組み合わせ。

若い作品というだけあってそのオラオラ感はかなり作品に合っていたと思う。作詞は藤林聖子だから脇を固めるのも一流。

挿入歌として流れても盛り上がるし、ギーツⅨ初戦闘のときの一瞬静かになる演出はカッコよすぎてゴーオンブラックになった(オタクは嘘つき)

挿入歌はほとんど流れなかったが後半にいきなり入ってきた。スタッフがノッたんだろうか。歌手はBACK-ONだしカッコよさは折り紙つき。

BGMも印象に残るものが多い。英寿がすごいことする時のBGM、キャッチの時のBGMなんかはすぐ思い出せる。

作曲者はウルトラマンガイアで有名な佐橋俊彦だし必然だったのかな。


総括Ⅲ:悪かったところ★フィーバー

ツッコミどころの多さがヤバい

平成以降のライダーにおいてツッコミどころの多さというのは作品の華のようなもの。

ツッコミできればできるほど面白かったりするのだが、それにしたってツッコミどころが多すぎる!

主人公の栄寿はスターであるがなぜか街中を歩いていても素通りされ、その前を歩いているインフルエンサーの祢音は注目されている。みたいな小さなバカから、ベロバはプレミアムカードを持っているから危険だ、という話をした10分後にベロバがプレミアムカードを使わないまま死ぬ。みたいなクソバカまで多種多様。

だがそんなのは可愛いもの。

シナリオにツッコミどころが出てくるのでもう滅茶苦茶。

創世の力を持った者は意思を失うという設定を作っておきながら誰も意思を失っていなかったり、景和の姉を復活させる万能フラスコで景和が闇落ちから帰ってきたり(自分だけ良ければそれでいいのか?と序盤に釘刺しているのだが……)、最終回に今までのしわ寄せを全部背負わせたりする。最終回についてはヤバすぎるのでのちほど。

創世の女神の石像並にボロボロなシナリオなのだが、ライブ感と演出でなんとかしていた。

それで楽しく見られてしまう自分が悔しい。ムカつく~~~~~~!!!

 

栄寿の存在がヤバい

栄寿がほぼほぼ舞台装置で人間として愛すことが出来ない。

主人公を愛せなければ楽しめないタイプの人には厳しい作品だったかもしれない。

舞台装置であるため他のキャラクターから見れば何か強くて頼りになるけどよくわからない存在くらいの人間であり、これが終盤の展開に響いてくる。

他のキャラクターが栄寿と絆を結んで信じろと言われて信じるくらいには英寿のことを信頼している、という描写が入るのだが別にそんなに栄寿と関わってないだろお前ら。

ついでに栄寿は常にキザでクールで余裕な状態を保っているため、役者が成長できない。役者の成長を見守るのもライダーの醍醐味であるが、泣く演技が圧倒的にド下手な主人公の役者を見て俺が泣きたくなった。

そして栄寿というキャラクター自体も絶望的に造形が下手。

というのも彼は2000年もの間、輪廻転生を繰り返しデザイアグランプリに参加し続けた経歴を持つ。つまり2000歳なのだがそのくせ人間としての深みは一切ない。マジで思考が五十鈴大智に劣る。

今回の時代のデザグラで色々動くわけだが、2000年もやっていてお前たちエースは一度もデザグラを揺るがさなかったのか。

特にデザ神になった際に4回『俺が世界を守ると覚悟を決めた時、それを実現できる力を得る』という願いを叶えているのだが、エースたちの目的は母親との再会であり、何を想定してそんな願いを書いたのか意味がわからんぞ!

でも演出が熱いし楽しい。これで楽しめてしまう自分にムカつく~~~~!!!!

 

最終回がヤバい

もうヤバすぎるのであらすじ書きます(手を抜くな)。

白ツムリと一心同体だった黒ツムリ(そんな描写はなかった)が英寿を撃って殺害。
が、殺害された英寿は肉体を失って神になった(なんで?)。

神になった英寿は幸せの上限値を取っ払って願えば全てが叶う世界に変更(どうやって?)

ていうかデザ神という単語からして神がいることは明らかな世界だと思うんだけど元の神は何をしていたんですかね(おしえて)。

ついでに四次元ゲートが閉じて未来人が消去されるのだが黒ツムリも消える(一心同体の白ツムリが消えないのなんで?)。

そして未来に帰っていったはずのジーンやキューンが英寿の世界にいる(なんで?)

ジーンはデザイアグランプリの再開が企画されていると言うが願えば叶うことが確定している世界にオーディエンスが集まるんですかね(おしえて)。

極めつけはメインキャラクターたちの新しい願いが開示されるのだが、そもそもの願いがなくなった道長はなぜか食いしん坊キャラになった。もうわけわかんないよ~~~~!

……と、最終回だけでツッコミどころが山ほど出てくる。見ていて面白かった。

雰囲気だけはよかったのでハリボテ作品ということがさらに補強されてしまった。

これ見てオタクは騙されるんだからチョロいもんですな!ムカつく~~~~~~!!!!

 

メインライダー達がヤバい

この作品のメインライダーは4人いる。ギーツ、タイクーン、ナーゴ、バッファである。

ギーツのヤバさについては先に語ったが、ほかのライダー達のキャラクター造形もまあまあヤバい。

タイクーンこと桜井景和は就活中の大学生であるが、世界平和を漠然と願う平凡な人間である。あった。

デザイアグランプリに偶然参加したことで、この戦いに身を投じる者が命を落としていることを知り、願いをデザイアグランプリで死んだ人間が生き返った世界に変更する。

一瞬で願いを変更する程度に空っぽのキャラクターなので、周りの人間に騙されて痛い目を見る役どころとして30話くらいを過ごすことになる。

ここまでは普通のキャラクターの範疇であるが、創世の女神関連の話が明らかになると造形がバグり始める。

いきなり「これまでのことを創世の女神に償わせる!」などと意味不明なことを言い出すのだ。創世の女神に意思がないことを知ってるのに。なんで?

そして女神がいなくなると、見返りがなくても人を助けることを選択するも、姉が死んだので秒で闇落ちする。

が、姉が生き返ったので秒で戻ってくる。なんなんだよお前はよ。

そして最終話では願いを世界平和に戻し、そのために勉強している姿が映される。

つまり回りまわって最初の願いに帰ってきた形だが、そのためには無駄なステップが多すぎてツッコミが追い付かなかった。やるね。

ナーゴこと鞍馬祢音は財閥の令嬢かつインフルエンサーで、願いは本当の愛を手に入れること。

景和と同じく偶然デザイアグランプリに参加し、死の恐怖に直面するも、願いは変えない結構芯の通ったキャラクターだった。

物語の途中で過去のデザ神である父親によって作られた創世の女神製人間であることが判明するが、サポーターのキューンの助けによって立ち直る。

ちなみにこのキューンは基本的にこの時以外は役立たずだし、何なら別れも告げずに未来に帰る。ナメとんのか。

終盤で親から目いっぱい愛されていることを知り、本当の愛を既に受け取っていることを自覚するが、最終話ではなぜか次の愛を求める願いを書いており、キューンとイチャコラしてた。退化しとるやんけ。

そしてバッファこと吾妻道長は普段は建設作業員だが、友人がデザイアグランプリに参加し死亡した瞬間を見たことで仮面ライダーを全て倒すことを決意するヴィラン寄りのライダー。

粗暴ではあるが、実はライダーになったことで死亡する人間を少しでも減らそうとしてライダーを倒す力を手に入れたいという願いを叶えようとする真っ直ぐな青年として最終的に描かれた。

ちなみに作劇の中盤で半分怪物のジャマトになるが、気がついたら治ってた。特に説明とかはなかった。ナメるな。

描き方としては他の二人と比べるとかなりマシ……なように見えたが、最終話では最初の願いをなくしたので『うまい肉を食う』という劇中で全く語られなかった願いに変更させられた。

願いをなくした人間はアイデンティティを確立できない厳しい世界、それが仮面ライダーギーツの世界なのだ。

でも正直幸せにみんな生きている大団円は気持ちよかったのがまた、ムカつく~~~!!!!!!

 

総括Ⅳ:オタクの特権・想像ゲーム♡

ボロクソに書きすぎるのもアレなのでゅぅゃ先生の頭の中を想像してみようと思う。

 

栄寿はなぜ神になったのか

創世の力を持つ英寿の母を殺害し、石像に閉じ込めることで現在のデザイアグランプリの運営母体の根幹を作り上げた未来人。

思うに、創世の力はそれを持つ者が死亡すると概念上の存在となるため、それを物理的に閉じ込めることで未来人は創世の力を自由に行使することが出来るようになったのではないか。

栄寿は創世の力の断片を母から受け継ぎ、なおかつ栄寿と家族になることで創世の力に目覚めたツムリからもその力を奪うことで真に創世の力を得るに至った。

が、創世の力を持つ者はその意思を失うという後付け(小声)設定により自身もその代償を受けることになり、未来人に利用されるという母と同じ結末を迎えるかと思われた。

が、なんかよくわからない意思の力(これをライブ感と人は呼ぶ)で抗い、創世の力を持ちながらも人間としての意思を持つという特異点となった。

ラスボスのスエルはもうどうしようもないのでそれを殺してみるのだが、殺してしまったことで栄寿は概念として解き放たれてしまい、創世の力を真に行使できる神として成った。

というのが私の想像。ゅぅゃ先生はどう考えているのか気になることである。

 

未来人は未来人なのか

デザイアグランプリのオーディエンスは遥か未来の人間である。

彼らは自身の想像通りに容姿や人間的機能をデザインでき、寿命すら存在しない。
というのがお題目。

だが、デザイアグランプリは過去を変えてしまうゲームであるため、バタフライエフェクトの発生は避けられないのではないか。

つまり、過去を変えても未来が変わらない仕組みがなければこの方式は成り立たない。

さらに、グランドエンドというデザイアグランプリ終了の合図でジーンやキューンは未来に帰っていったが、その後のデザイアロワイヤルにもオーディエンスは存在した。

全戦に栄寿が関わるデザグラなど、栄寿強火信者のジーンが見に来ないはずがない。

それにも関わらずジーンは最終話まで登場しなかった。

ここから私が導き出したのは、未来人は未来の異世界からやってきた人間ではないかという説である。

そうなれば、栄寿の世界の過去が変わろうと問題はないし、デザイアロワイヤルはジーンやキューンとは別世界の人間が招待されていて彼らは知らなかったといった理屈をつけられる。

さらに、最終話に登場したのも別世界から栄寿が連れてきたことにすれば説明がつく。

というわけで未来人は異世界人。ということで納得することにした。

 

幸せの総量とは何だったのか

最終話にて取り払われた幸せの総量という概念。

デザイアグランプリはその犠牲者の不幸と引換に、余った幸せをデザイアグランプリの勝者に還元し願いを叶えるというシステムだった。

だが、劇中には運営権限で勝者でないにも関わらず願いを叶えたキャラクターが何人か存在する。

景和もその一人だが、この手法を使ったことで幸せの総量の概念に引っ掛かり、その身に不幸を浴びてしまう。

しかし、ベロバとケケラはその後何も問題なく願いが通っていた。というかケケラなんかは幸せの総量について話して景和に説教までしていた。

なんなんだよこのルール。

流石にこの破綻に対して持ち合わせる理論がないので、無理に考えることにする。

幸せの総量という概念はデザグラ参加者ないしはその時代の仮面ライダーに成り得る存在にのみ課されるルールであり、反した者を罰するためにある。ということにする。

そして、そのルールは栄寿の創世の力によって廃止された。という見方である。

そもそももって、こんな作劇上あとで絶対困るルールは作っちゃダメだよというゅぅゃ先生の反面教師なのかもしれない。

 

総括F:仮面ライダーギーツのルール

頭を空っぽにして見なければならない作品である。

Ace with us

この物語はフィクションです。

エヴァンゲリオン、勇気の器

はい。観ました。エヴァンゲリオンシリーズ。

オタクとして生を受けたくせに何だかんだ理由をつけて観ないこと29年。

ようやく国民IDを手に入れた気分です。

俺もうは非国民じゃない!!やったー!!

それでは人非人扱いされなくなっただけでようやくオタクとしてスタート地点に立った赤ちゃんがエヴァについてブツブツ語ろうと思います。

もうエヴァを観た人向けの記事なんで観てない人とかこれから観るよって人には向かないです。

付け加えておくと当アカウントはアスカ派です。よしなに。

 

 

TV本編を観た。

お、お、お、おもしれぇ~~~~~~~~~~~~~

こんな面白い作品を20年以上避けてたってマジ?

あんたバカァ?馬鹿です。

あのね、観る前はど~せちょこざいなオタクが大好きな考察丸投げ作品っしょwくらいの気持ちでした。

ゴメンナサイネ(10年前のセンター試験

いや、半分は合ってるんですけどね(要出典)

ロボ(エヴァンゲリオンはロボじゃねーんだよ馬鹿)と使徒のバトル、少年少女たちの群像劇としての描き方、精一杯な大人たち、何もかもが生き生きしていた。

全てを描こうと必死で、クリエイターとしての全力疾走を描いていた。

そしてこの作品を観ていく過程で世に名を轟かせる名探偵♨は気づいてしまった。

ハッハ~~~~~ン、碇シンジ、お前庵野秀明だろ!

そう、碇シンジ庵野秀明の分身である(要出典)

そう考えると色々と合点が行く。

碇シンジはクッソ情けなく、卑怯で、人間として尊敬出来ないカスみたいなヤツであるが、ここ一番では頑張ろうと努力するどうも嫌いになりきれないキャラだった。

でももしこれを自分自身だと仮定して描いていたなら?

そりゃもうとんでもない勇気だと思うよ。

自分を曝け出しながら、剥き出しの自分と向き合って作品を描いていく。

そりゃ消耗もする。鬱にもなる。よく頑張ったと思う。

でも頑張りすぎたんだよね、最後の最後でガス欠を起こしてしまった。

自分と向き合った結果、エヴァの世界をどう決めるかということについて答えを出しきれなかった、と思う。

で、あのラストをお出しした。

既に完結している作品だということを知らなかったら僕だっては?ってなるし色々考える。当時のオタク文献を眺めてはオタクっていろんなこと考えるんだなぁと思った。

少なくとも今のオタクよりだいぶリキ入っててちょっと怖かったです。

今後の作品では、エヴァの"最後"と向き合って行くことになるのだが、それを出すのに20年かかるのだから、安易に自分を主人公にするのはやめようね。ということ。

 

旧劇場版を観た。

えらい!まずこの感想に辿り着いた。

かなりの苦渋の選択とはいえ、エヴァへの答えを出した。

エヴァンゲリオンという作品の終わりを作った。

これはえらいよ、勇気がある決断他ならない。ビッグネームになりすぎた作品をどうやって切るかを数年で作り出した。えらすぎ。

でもきっと納得出来なかったんだろうな。

または理解のない人たちに叩かれまくったんだろうな。

だって新劇場版があるってそういうことじゃん。

実際のところ、あのエンドは難解だ。

僕だって最初観た時ん?となった。頭を捻った。頭なくなっちゃった。

Kenshiの第二帝国スケルトンか!(伝われ)

『気持ち悪い』というのは、あの状況になっても人に愛を求め、救いを求め、実際に与えられると大人しくなってしまう庵野秀明に対する侮蔑であり、自分を殺そうとしている人間にコイツに殺されるなら良いかと考えているアスカ自身に対する嫌悪であると僕は捉えた。

ていうかこれを正確無比に100点の回答出すの無理だろ。無理だから新劇場版が作られたんだろ。

ハイ、やめやめ!次行きますよ次!

とりあえずこの時点では庵野秀明、勇気のある男だ……(後方カヲルヅラ)してた。

 

新劇場版(序~Q)を観た。

さて、思い悩んだ庵野が鬱になりながら作った新劇場版。

序は名前の通り本当に静かなスタートで始まった。

基本的にはTV本編をなぞっているし、ヤシマ作戦の熱量はそのままだ。アツいもんはアツい。ザブングルは男の子!

そして破!ここで世界がガラッと変わる。

よく知らねぇ乳のデカい良い女がいるし、アスカの名前は変わってるし、レイは味噌汁飲んでる。

実際のところ、水筒に入れる味噌汁にあんなに豆腐入れる?俺ダルいから入れねぇっつーかそもそも水筒に味噌汁入れねぇ。庵野、お前とはこれまでだ。

はい。

とにかく今までから刷新してやろう、視聴者を驚かせてやろうというギミックに満ちた作品だった。

新しいエヴァが動き出した、間違いなくその息吹を感じた。

次回予告もワクワクもんでウキウキしながら次を再生したもんね。

で、Q。これ初見で言語化出来る奴天才だろ。もしくは庵野秀明

あのね、次回予告で詐欺すんのやめな~。ディケイドじゃないんだから。

庵野の頭の中に存在する構想と向き合うしかなかったが、突然戦闘が始まって~14年経ってて~ってお前序破急っつったって急が過ぎるわ!

あっ、Qって視聴者が頭クエスチョンになるからQってことすか?

この作品相手にシン公開まで10年弱考察続けたエヴァのファンマジ?忍耐力強すぎだろ……。

幸いにも僕は2023年にエヴァンゲリオン道場に入門したクソザコ一般成人男性だったので耐えられた。長男じゃなかったら耐えられなかったかもしれない。

こうして一抹(市松だけに)の不安を抱えつつ、僕はシン・エヴァンゲリオン劇場版に臨むのであった。サービスサービス。

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観た。

う、うおお……

圧倒されてしまった。

2時間半があっという間でウケるね。ウケてる場合か。

エヴァQでなんであんなことになったのか大体わかった。

まずストーリー展開が面白い。

今までのエヴァでつまらんことあったか?

……。

まずストーリー展開が面白い。

王道を走ったり、横道に逸れたり、レイが味噌汁飲んだりする。引っ張んな。

僕は蒼穹のファフナーという作品が好きなんだけど、これって元々はエヴァのフォロワー作品でそっから独自に派生して完結を迎えた作品なのね。

これと差別化する上で一番の要素が大人の在り方だと説明してたんだけど、『シン』の大人はちゃんと大人してた。今までは生きるのに精一杯だったけど、反省しながら生きて子供に接していた。

大人になるってえらい。でも僕は精一杯なあなた達も好きだったよ。

そしてまたファフナーの話に戻って大変恐縮なんですけども、この作品の最も好きなところは群像劇の日常シーンでして、それと近い雰囲気でレイがヒトを学んでいくのが実にオタクスマイル。

中盤の戦闘シーン集は実は既にCGロボに目が肥えてる僕は割と退屈しちゃった(ぶっちゃけ大納言)

でもこの作品としてはバトルがメインではなく、叙情的な部分がメインなので問題なし。大丈夫です。

そして喋りたくて仕方ないラストシーン。

庵野秀明は自分が生み出したキャラクター=自分の鏡と世界を巡りながら対話する。

ついに庵野秀明が結論を出す。全てのエヴァンゲリオンを、消す!

宣言しやがった。えらすぎるぞ、100万♨ポイント。

さりとて20年以上続いたエヴァ庵野にとってはライフワークであり、人生そのもの。

故にエヴァがいなくなった世界に一人取り残され線画になって消えていく庵野

そこで助けに来るのがマリ!そうマリ!

マリはエヴァンゲリオンひいては庵野秀明が作ってきた作品を愛する者の集合的無意識だったんだよ!!(要出典)

庵野を愛する者が庵野はまだ世界にいていいと肯定する。世界に色がつく。

それを自分で描くって小っ恥ずかしいし、やっぱ勇気ある男だよ庵野秀明

で、エヴァが消えた世界。庵野は年を取っている。

もう14歳である必要がないから。エヴァに乗る必要がないから。

まだ14歳のエヴァの登場人物が電車に消えるのを眺めていると、後ろから声が。

そうマリ!庵野を愛する者!

マリは庵野の首輪を外すことで本当にエヴァの鎖が消えたことを暗示する。

そして庵野からマリの手を引っ張って実写の世界=現実の世界へと走っていく。

なんて清々しいエンドだ。

これを劇場で観なかったことを実に後悔しています今。

オタクたちなんでエヴァンゲリオン面白いって教えてくれなかったの。

エヴァはなくなり、庵野庵野を愛する者達と共に現実世界へ駆け出した。

エヴァンゲリオンが、終わった。

付き合って2ヶ月の僕がこの喪失感なら20年追ってきたオタク達の感情やいかに。考えるだけで大変なことだよ。

なんて考えてる間にエンドロールの曲が変わる。

Beautiful Worldに変わる!マジ!?

この曲は序・破の主題歌であり、エヴァの世界は色々あるけど美しいよね、と謳う曲だと思っていた。理解が浅かった。浅瀬。

ここで流されたらエヴァの世界は美しい、さりとて現実の世界も美しいという意味だと捉えるしかないじゃん。

よくよく考えたらマリにはなれなかった=エヴァと合わなかった人もいるわけで、そんな人に対してもこの曲をぶつけるのであれば、『俺は美しいと思ってんだよ!』と喧嘩を売ってるようなもので、マジで勇気ある男だな庵野秀明

後方カヲルヅラが止まらねぇ、止まらねぇよ。

 

総論

父に、ありがとう

母に、さようなら

 

そして、全ての子供達に

おめでとう

 

                                   終劇